クーラーボックスを選ぶ際、多くの種類があり、どれを選べばよいか迷ってしまうことがありますよね
そんな方に向けて、費用対効果の高い大型クーラーボックスをメーカー別に紹介します
それぞれの特長を参考にして、ご自身の釣りに合うクーラーボックスを選択しましょう
■クーラーボックスを選ぶポイント ・保冷力 ・耐久性 ・サイズと収納容量 ・持ち運びのしやすさ ・付加機能 ■クーラーボックスの断熱材について ・ポリウレタンフォーム(PUフォーム) ・ポリエチレンフォーム(PEフォーム) ・ポリプロピレンフォーム(PPフォーム) ・真空断熱パネル ■メーカーごとの費用対効果の高いおすすめ大型クーラーボックス ・シマノ スペーザーホエール ベイシス ・ダイワ トランクマスターHD II SU6000 ・イエティ Tundra 65 ・伸和(SHINWA) ホリデーランドクーラー76H ・リブウェル(Livewell) クーラーボックス ホリデーワールド ・IGLOO イグルー マリーン コンツアー70 ■まとめ
■クーラーボックスを選ぶポイント
釣りにおいて、クーラーボックスは非常に重要なアイテムです
釣った魚や飲料、食材を保冷し、新鮮な状態で持ち運ぶことができるため、選び方には慎重を要します
ここからは釣りを目的とした大型のクーラーボックスを選ぶ際のポイントです
・保冷力
釣った魚を長時間新鮮な状態で保管するためには、優れた保冷力が必要です
クーラーボックスの保冷性能や氷の持続時間を確認し、釣行時間に合った製品を選びましょう
・耐久性
釣りの現場は荒れた環境にさらされることが多いため、耐久性が重要です
頑丈な素材やしっかりとした作りのクーラーボックスを選ぶことで、長期間安心して使用できます
・サイズと収納容量
釣り道具や飲料、食材を収納するためには、適切なサイズのクーラーボックスが必要です
60ℓの大容量は、多くの釣り道具や大きな魚を収納するのに適しています
・持ち運びのしやすさ
釣り場までの移動や移動中の持ち運びのしやすさも考慮しましょう
軽量で持ち手やキャスターが付いているクーラーボックスは、移動が多い釣り愛好家にとって便利です
・付加機能
使いやすさを向上させるために、クーラーボックスには付加機能が付いている場合があります
例えば、分割可能な仕切りやドリンクホルダーなど、釣りに特化した機能を備えた製品を選ぶと便利です
これらのポイントを考慮して、釣りに最適なクーラーボックスを選びましょう
良質なクーラーボックスは、釣りの楽しみをさらに高めてくれることでしょう
■クーラーボックスの断熱材について
クーラーボックスは、食品や飲料を冷やしたり保温したりするための便利なアイテムです
その中でも重要な要素の一つが断熱材です
断熱材の種類や特性によって、クーラーボックスの性能が大きく左右されます
以下では、クーラーボックスの主な断熱材について解説します
・ポリウレタンフォーム(PUフォーム)
ポリウレタンフォームは、クーラーボックスによく使用される断熱材の一つです
発泡ウレタンを主成分とし、高い断熱性能と軽量性を持ちます
また、耐久性があり、加工が比較的容易です
クーラーボックスの断熱性能を高めるためによく採用されています
・ポリエチレンフォーム(PEフォーム)
ポリエチレンフォームもクーラーボックスに使用される一般的な断熱材の一つですポリエチレンを発泡させたもので、PUフォームに比べて低コストで製造できるため、コストパフォーマンスが高いとされています
断熱性能も優れていますが、PUフォームに比べるとやや劣ります
・ポリプロピレンフォーム(PPフォーム)
PPフォームは、ポリプロピレンを発泡させた断熱材です
軽量で弾力性があり、耐久性が高い特性を持ちます
また、湿気に強く、防水性に優れています
一部のクーラーボックスに採用されていますが、一般的な使用頻度は少ないです
・真空断熱パネル
最近では、真空断熱パネルを採用した高性能なクーラーボックスも登場しています真空パネルは、薄い層の間に真空層を設けることで断熱性を高める技術です
非常に薄くて軽量なのに優れた断熱性能を持ち、保冷・保温効果が高いですが、高価な傾向があります
以上がクーラーボックスに使用される主な断熱材の種類です
それぞれの特性を理解し、自分のニーズや予算に合ったクーラーボックスを選ぶことが重要です
■メーカーごとの費用対効果の高いおすすめ大型クーラーボックス
・シマノ スペーザーホエール ベイシス
シマノから販売されている大型クーラーボックスの中でも、特におすすめの製品は「スペーザホエールベイシス」です
このクーラーボックスは、釣り愛好家に向けて設計されており、費用対効果が高いと評価されています
「スペーザホエールベイシス」の特長は以下の通りです
スペーザホエールには3つのランクに分かれており、ベイシスは中間のランクとなります
内寸80㎝で斜めにすれば最大90㎝までの魚を入れることができ、耐久性も高く、頑丈な作りで知られており、上部は座ることもできます
真空パネルは底面に使われており、クーラー容量の20%の氷が、31℃で70時間キープすることが出来ます
夏場でも十分な保冷力と言えるでしょう
シマノの製品ながら他の競合製品に比べて価格が比較的抑えられています
高い性能を持ちながらも、お手頃な価格で手に入れることができます
「スペーザホエールベイシス」は、釣りにおすすめの大型クーラーボックスとして、費用対効果の高さが魅力です
シマノの品質と信頼性を求める釣り愛好家にとって、最適な選択肢の一つと言えます
・ダイワ トランクマスターHD II SU6000
ダイワから販売されている大型クーラーボックスの中で、費用対効果の高いおすすめの製品は、「トランクマスターHD II SU6000」です
内寸はスペーザーホエールより少し大きい85㎝で丈夫のフタもスペーザーホエールより硬い感じがします
座ってもたわむ感触が少ないです
さらにフタは両サイドから開くことが出来る使用になっており、向きを変える必要もなくどちらからでもフタを開いて魚を入れることができます
フタを閉めるときは手を離すだけでカチっと勝手に締まるので手間もかからず便利
こちらも底面に真空パネルが使用されており、保冷力は『KEEP 110』と表現されます
KEEP110とは、クラ―ボックス内の25%の氷が、110時間で溶けることを意味しています
性能と価格のバランスが良い製品です
・イエティ Tundra 65
イエティの特徴はボディに継ぎ目無くしモールドされた構造となっており、ハードな使用にも耐えられる丈夫さが特長です
断熱材はポリエチレン、ポリウレタンが使用され、圧力注入された分厚い断熱材と密閉性の高いシステムによる保冷力を高くしています
価格が先に紹介した「スペーザホエールベイシス」・「トランクマスターHD II SU6000」よりも価格が高額なところがデメリットですが、長期で使用をしたい方にはおすすめのクーラーボックスです
・伸和(SHINWA) ホリデーランドクーラー76H
こちらのクーラーボックスは76ℓと容量が大きめになります
内寸の横幅は81㎝となります
移動の際のキャスターが少し小さめなので、大きな段差などは移動がしずらいことがあります
材質はポリプロピレンが使用されています
真夏の長時間での釣行の場合は多めに氷を入れておくのをおすすめします
上部は座ることも出来ますが、少したわみが大きいのであまりお勧めはしません
一番のメリットは可価格が安いこと
試しの導入や安く使用できるクーラーボックスを探している方におすすめ
・リブウェル(Livewell) クーラーボックス ホリデーワールド LC76L
伸和(SHINWA) ホリデーランドクーラー76H と並ぶ安さが特徴のリブウェル(Livewell) クーラーボックス ホリデーワールド
容量は76ℓで材質もポリプロピレンと同じ仕様になっています
保冷力は氷をたくさん入れておけば問題はありません
釣行頻度の少ない方におすすめです
・IGLOO イグルー マリーン コンツアー70
イグルーは全米でNo.1シェアを誇るクーラーボックスメーカーです
ウルトラサーモ断熱と呼ばれる独自の断熱材を採用、全面にウレタンフォームが注入され高い保冷力を誇ります
サイズは幅74.3×奥行き40.5×高さ44cmで容量が66.5Lとなります
重さが5.4kgと軽く、クーラーボックスのみであれば一人でも楽持ち運びができます
デメリットは大型のクーラーボックスでありながら移動用にキャスターが付いていないこと
氷や魚がたくさん入ってしまうと一人で持ち運ぶことは困難となります
持ち運ぶ際は2人で持ち運ぶようにしましょう
■まとめ
総合的に費用対効果が高くおすすめなのがシマノのスペーザーホエールベイシスです
私も現在はこのクーラーボックスを使用しています
価格の割に保冷力なども申し分なく、満足できるクーラーボックスです
ダイワのトランクマスターも両面から開き、手を放すだけで閉まるフタはとても便利でした
少し性能が高く、費用対効果の高いクーラーボックスであればダイワのトランクマスターもおすすめです
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