▷サビキ釣りとは ▷サビキ釣りにおすすめの時期 ▷道具を準備しよう ▷あると便利なもの ▷釣り場所を探そう ▷釣ってみよう ▷どんな魚が釣れるの? ▷釣り終わったら ▷料理して食べよう ▷まとめ
▷サビキ釣りとは
針がたくさん付いた仕掛けで、針にはゴムやビニールが付いており、1本1本が疑似餌となっています
初心者には定番の釣り方で、比較的魚を釣りやすく、子供と一緒でも楽しめる釣りです
▷サビキ釣りにおすすめの時期
初心者の方であれば、サビキ釣りのおすすめ時期は初夏がおすすめです
6月~7月頃は、豆アジと呼ばれる小さなアジが釣れます
この時期の豆アジは比較的釣れやすく、釣れる時は数百匹釣れることもあります
すべての針にアジが付いた時は最高にうれしいです
時間帯も大事で、朝の早い時間か、夕方に狙うのがおすすめ
この時間帯は『朝まずめ』・『夕マズメ』と呼ばれ、多くの魚が釣れやすい時間帯になります
▷道具を準備しよう
まずは必要な道具を準備しましょう
①竿
竿は長めの竿が使いやすいです
小さな子供には少し重いかもしれませんが、サビキは針がたくさん付いており、仕掛けが長いため、短い竿ですると操作性が悪く、釣りにくいです
手始めに購入する場合は安い竿で問題ありません
これからも何度か挑戦するぞ!という方であれれば、少し良い竿を購入しておきましょうしかし、安い竿はガイドが錆びたり取れたりと、安いなりに使えなくなるのも早いです
ある程度長く使いたいのであれば6,0000円~の竿を目安に購入するといいでしょう
竿先が2号の4.5~5.4m程度の長さの竿であればサビキで十分に使用でき、フカセなど他の用途でも使用できるので、これからいろいろな釣りを始めたい人にはおすすめです
②リール
リールはスピニングリール(竿のした側に付けて巻くタイプ)であればなんでもOK
糸は3号程度の糸が巻かれている2500番(リールの号数)程度のリールを選べば大丈夫です
こちらもピンキリなため、何度も使用するか分からない場合は、竿とセットの物で問題ありません
リールも少し良いものを購入しておきたい場合は、糸が巻いていないリールを購入しましょう
別途、糸を購入して巻く必要がありますが、釣具屋さんへで糸を購入すると、釣り具屋さんの自動器械で巻いてくれます
自分で巻くこともできますが、しっかり強めに巻いておかないと、糸がバックラッシュ(ぐちゃぐちゃに絡まること)を起こす可能性があるので、釣具屋さんで巻いてもらったほうが安心です
③サビキ仕掛け
サビキの仕掛けもたくさんあるので、初心者の方には分かりにくいかもしれません
まず豆アジ程度であれば、ハリスのサイズが0.6号のものであれば問題ありません
ハリスとは針が付いている箇所の糸のサイズです
糸も太すぎると釣れず、細すぎると切れやすくなってしまいます
ハリス0.6号を目安に購入すれば大丈夫です
針の見た目などは好みなので、釣具屋さんで店員さんに聞けるのであれば、おススメを聞くのがベストです
釣具屋の店員さんは聞かれ慣れているので、最近良く釣れている最適なサビキを提案してくれます
サビキ仕掛けはダイソーの釣具コーナーでも売られています
④カゴ
サビキ仕掛けの下に付けるカゴが必要になります
このカゴにエサである赤アミを入れ、魚を寄せる事になります
1個数百円で購入可能です
予備も含めて数個購入しておけば問題ないでしょう
⑤水汲みバケツ
こちらは柔らかいビニールの折り畳みバケツに紐が付いたものになります
エサを溶かすのに海水を汲む必要がありますが、堤防などは海水までが遠く、手が届きません
その際に、糸をもってバケツを水面まで落とせるこの水汲みバケツが必需品となります
こちらはダイソーの釣具コーナー(100円ではない)でもありますので、安いもので十分です
⑥エサ入れバケツ
エサであるオキアミを入れて溶かすバケツが必要になります
どのようなバケツでも大丈夫ですが、フタが出来るのものであれば便利です
エサがカゴに入りやすいよう、バケツの底が細くなっているものもあります
ひとまずお試しという方はサビキ釣りの入門セットが売られているので、セットでお試しください
5,000円以下で一式そろうので、この金額なら一度きりになっても我慢が出来ます
⑦エサ(赤アミ)
赤アミとは、小さなエビ(実際はプランクトン)のようなものをブロック状に冷凍したものになります
溶かすのに時間がかかるため、釣具屋さんによっては解凍してくれているところもあります
解凍中のものがあればそちらを購入しましょう
少し釣りをする程度であれば、1キロブロックを2つ購入すれば足ります
溶かしたり、エサ入れバケツを購入するのが嫌な人は、チューブで出てくるタイプもあります
少し割高ですが、チューブで出てくるので使い勝手は便利
手が汚れることもありません
▷その他、あると便利なものはこちらから⇩
▷釣り場所を探そう
初心者の方はこれが一番難しいかもしれません
釣具屋さんで教えてもらうのが一番安心です
どこへ行けば豆アジが釣れていますか?と聞くと教えてくれます
安全で釣りやすい漁港を探すのが良いでしょう
車を横づけして釣れる場所もあったりするので、便利な場所を探しましょう
インターネットで地域名と『サビキ』や『豆アジ』などと検索すると出てきます
釣りやすく便利な場所は人も多いので、人が少ないところが良ければ釣り場まで少し歩く場所など、少し不便な場所だと人が少なかったりします
▷実際に釣ってみよう
それでは早速釣っていきましょう
まずは先に解凍に時間がかかるエサを準備しておきましょう
バケツに赤アミを入れ、海水を入れておきましょう
次に仕掛けの準備
竿とリールを準備し、セットします
サビキは取り出し口が付いている方にリールの糸を結びます
結んだら針を1本ずつ外し、取り出していきます
取り出したら糸の一番下の箇所にカゴを付けましょう
フックを付けるだけで取り付け出来ます
後はカゴに溶けた赤アミを入れて海に落とすだけ
アジが寄ってくるまで少し時間がかかるかもしれませんが、根気よく釣っていきましょう
カゴに入ったエサを出すために、定期的に竿を大きくもち上げ、また下す作業も必要です
カゴのエサがなくなったら定期的にエサを入れましょう
釣れるときは大群できますので、たくさん釣れる可能性もあります
▷どんな魚が釣れるの?
狙いは豆アジがですが、豆アジ以外にも釣れる魚はいます
①サバ
豆アジの時期と被るため、釣れることが多いです
豆アジよりも少し大きく、回遊力が強いため、引きが強いです
あまりにハリスの細い仕掛けを使用していると切られてしまうこともあります
②ニロギ(ヒイラギ)
平で薄っぺらいこの魚、触るとネバネバとするのであまり人気のない魚
豆アジ釣りの外道として釣れる事があります
しかしこの魚、唐揚げにして食べると美味しい魚なんです
豆アジと一緒に唐揚げにするといいでしょう
しかしこの魚、ネバネバがすごいので、クーラーに入れる際は袋などに入れて豆アジと分けておくことをおススメします
③イワシ
エリアによってはイワシが混じることも
イワシは小骨が多く、少し食べに魚ですが、天ぷらがおススメです
サイズが大きければ焼きや煮付けでも美味しい魚です
せっかく釣り上げた魚なので、是非一度は食べてみましょう
④クサフグ
フグは毒があるのでもちろん食べられません
一度食べてみよう、なんて思わないでください
海へ戻してあげましょう
釣り人によっては陸に放置し、乾燥したフグがたまに見られます
エサ取りとして邪魔にまるのは分かりますが、海に返してあげましょう
▷釣り終わったら
①釣りが終わったら釣り場の清掃して帰りましょう
釣り終わった後は、釣り場に赤アミが落ちていると思います
水汲みバケツで海水を汲み、流すだけでいいです
次に来た釣り人が嫌な思いをしないようにしましょう
あなた自身、釣りに行った場所がオキアミでぐちゃぐちゃだったら良い気分はしないですよね?
みんなが気持ちよく使えるよう、心がけましょう
②使った道具を洗う
使った道具は最終的に真水で洗うようにしましょう
まずは釣り場で赤アミなどは洗い流しておきます
家に帰り、すべての道具を洗います
釣りをするうえで、釣り後の道具清掃が一番めんどくさい作業です
しかし、これをしていないと道具もすぐにダメになってしまいますし、臭いもします
お風呂に入る時に一緒に洗うのも手っ取り早いです
竿は伸ばして濡れ雑巾で拭いておきましょう
リールは水洗いが出来ます
水で流した後はしっかり拭いて陰干ししましょう
▷料理して食べよう
それでは料理して食べていきましょう
豆アジも釣れだすと数百匹単位で釣れる事もあります
料理が大変で食べきれない場合は知り合いや、近所へおすそ分けしてあげましょう
豆アジは定番なので、数十匹程度なら喜ばれます
料理は簡単、内臓を取り出すだけで処理は完了
10㎝以下であればゼイゴ(尻尾近くのギザギザした部分)やウロコなどを取る必要もありません
小さいので、後は唐揚げにしたり、南蛮漬けにして楽しみましょう
▷まとめ
手軽に始められるサビキ釣り
素人でも比較的釣りやすく楽しめる釣りです
子供と一緒にできる釣りなので、家族で楽しむにも向いています
釣った後は自分たちで釣った魚を食べ、堪能しましょう
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