■アメゴとは ■アメゴってどんな魚? ■どんなところにいるの? ■子供と行くときは釣り堀がおすすめ ■漁業権に注意 ■アメゴはどうやって釣るの?仕掛けとエサ ■釣れるタイミング ■釣ったアメゴを調理して食べる【おすすめ料理】 ■まとめ
■アメゴとは
サケ目サケ科の魚
別名はアマゴ・、コサメ、ヒラベ、エノハとも呼ばれる
体に赤や青の斑点模様が特徴の綺麗な魚です
釣り人にも人気の魚で、骨と身は柔らかく、食べても美味しい
サツキマスの河川残留型で海へ下るものをサツキマス、川に残ったものをアメゴと呼びます
川に残るのは主にオスとなります
全長が15㎝~25㎝の個体が多いです
ちなみにヤマメはサクラマス川残留型で川に残ったものになります
■アメゴってどんなところにいるの?
神奈川県西部以西本州太平洋岸、四国、九州の瀬戸内海側河川の一部に生息
ヤマメの生息する場所は河川の上流域になります
水温20℃以下の綺麗な水域を好みます
■子供と行くときは釣り堀がおすすめ
初心者の方は道具も準備してくれる釣り堀がおすすめです
足場も良く、小さな子供連れでも安全
近くに焼く場所が付いているところもあり、釣りたてのアメゴを塩焼きにすることができます
手軽にアメゴ釣りを楽しむにはおすすめです
■漁業権には注意
アメゴは地域ごとに漁業権が必要となる場合があります
釣り人からも人気の魚で、地域ごとにアメゴの稚魚を放流している場合があるからです
遊漁券が売られているところもあるので、釣りをする前に確認しましょう
漁業権のある地域では釣っても良い時期が決められています
釣っても良い時期はおおよそ3月~10月ごろまで
10月上旬から産卵期を迎える為です
■アメゴはどうやって釣るの?
エサ釣り、ルアー釣りなどあります
まずは使う道具のご紹介
エサ釣りの場合竿は渓流用の延べ竿を使用します
アメゴは警戒心が強く、人の姿を見ると逃げてしまいます
できるだけ長い竿が理想ですが、重く操作性も悪くなるので、適度な長さの物を選びましょう
5メートル前後の竿が無難でおすすめです
糸は0.8号から0.6号を使用します
ハリスの長さは釣りをする場所で調整しましょう
周りや上空に木などの障害物が比較的少ない場所では、竿より少し短い長さに調整します
針は市販で売られているアメゴ針でOK
針から少し上、20センチほどの箇所にガン玉を打ちます
エサはミミズ・イクラ・ブドウ虫・川虫などが一般的
解禁日当初は水温が低く、アメゴの活性も低いため、イクラを使用するのがおすすめ
イクラは潰れると中身の液体が水に流れます
その匂いでアメゴの活性が上がり、アタリが出やすくなります
イクラといっても食用で売られているイクラはおすすめしません
釣り用で売られているイクラは潰れにくいように加工されています
食用のイクラをそのまま使用してしまうと針を刺した瞬間に潰れてしまい、使い物になりません
食用で売られているイクラでも、自分で処理をすると潰れにくいイクラを作ることができます
ミミズなどは雨の降った日など、活性が高い時には有効です
針の掛かりが悪い時は大きなミミズだとなかなか針に掛かりません
状況によって使い分けましょう
現地で調達した川虫(カゲロウの幼虫)が食いが良いことも多いです
川虫でアタリが多い時期は夏場の8月~9月が特に食いがいいです
解禁当初などは水も冷たいので、川虫を探すのも一苦労です
ルアーで釣る場合、スプーンや小さなミノーを使用します
初めては小さなスプーンで釣るのがおすすめ
■釣れるタイミング
アメゴは雨の多い梅雨から初夏によく釣れます
雨が降り出すとよく釣れることが名前の由来となっています
全然釣れなかったのに雨が降り出した途端に爆釣になることも
たくさん釣りたい場合は雨の日に行くのがおすすめ
雨の日は足場も悪くなるので注意しましょう
■釣ったアメゴを調理して食べる【おすすめ料理】
自分で釣った魚を食べるのは美味しいもの
まずは定番の塩焼
大きなアメゴが釣れた時は塩焼きに
身が柔らかくあっさりと癖のない味です
ハラワタとエラ、血合いを取り除き、塩をまぶして焼くだけ
定番ですが美味しいです
小さめのアメゴがたくさん釣れた時は唐揚げに
骨も柔らかい魚なので小さなアメゴは唐揚げにすることで頭から食べられます
こちらもハラワタとエラ、血合いを取り除き、水分をふき取ります
片栗粉をまぶし、油で揚げるだけ
サクサクといくらでも食べられます
唐揚げから南蛮漬けに
南蛮漬けにしても美味しいのでおすすめ
唐揚げにしたアメゴをそのまま南蛮漬けに出来ます
南蛮漬けの素も売られていますので、意外と手軽に作れます
野菜を切り、唐揚げにしたアメゴと一緒に南蛮漬けの素に漬けるだけ
晩御飯のおかずには最適です
御飯が進むので是非試してみてください
一夜干し
たくさん釣れすぎて食べきれないときなどには一夜干しがおすすめ
頭から半分に開き、塩水に30分ほど漬け、1日干します
干す網はダイソーやホームセンターなどに売られています
干す場所がない場合は、まな板などに乗せ、ラップなどはかけずに直接冷蔵庫へ入れます
1日もあればいい感じに水分が抜け、一夜干しが完成します
軽く炙って食べればお酒のつまみに最適
アメゴの甘露煮
塩焼きの時と同様に下処理し、素焼きにします
焼けたアメゴは鍋に入れ、砂糖・醤油・酒・みりん・ショウガを入れます
圧力鍋で20分ほど煮込めば完成
御飯のお供にどうぞ
■まとめ
河川の上流域は岩も大きく危険を伴います
しっかりと準備をした上でいきましょう
初心者や子供連れには釣り堀からだと手軽で楽しめます
自分で釣った魚はいろんな料理にして美味しくいただきましょう
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