グレ釣りで仕掛けを購入するとき、なんとなくで針を選んでいませんか？
いくつかの号数の針を選んで、色はオキアミに近い色、中くらいの値段
など、なんとなくで選んでいてはグレの釣果は良くなりません！
仕掛けの特長を理解することで、状況に応じて適切な仕掛けを選択出来るようになります
グレ針の特長について解説しますので、理解して自分のメージ通りの釣りが出来るようにしましょう
■グレの特長 ■細軸と太軸の違いと特長 ■短軸と長軸の違いと特長 ■半スレとスレ針 ■針先の角度 ストレート・ネムリとは ■カラーの特長 ■チモト（ミミ） ■号数の選び方 ■まとめ
■グレの特長
グレは体の割りに口が小さい魚です
そのため、グレ釣りで使用する針は短く、小さな針が一般的となっています
重さもチヌ釣り用の針などと比べ、軽く作られています
理由は、グレは表層屋中層をメインに釣ることが多いため、エサをひらひらとゆっくり沈めていくためです
グレはとても警戒心が強く、一度口に入れたエサも違和感があると吐き出してしまいます
そのため、違和感が少ない小さな針が使用されます
■細軸と太軸の違いと特長
グレ針には細軸と太軸があります
細軸は太軸と比べて強度は落ちますが、針が細い分、刺さりやすいのが特長です
細い分、重量も軽くなるため、エサをより自然に漂わせることができます
太軸は太さがある為、強度が強く大きなグレを狙う場合に有効です
また、流れが早い潮の場合、軽い針に比べて仕掛けが馴染みやすくなるメリットがあります
■短軸と長軸の違いと特長
短軸とは、糸を結ぶ軸の部分が短い針のことを指します
短軸のメリットはグレがエサを吸い込む時に吸い込みやすく作られています
グレに違和感を与えにくく、食いが良いのがメリットです
吸い込みがしやすい分、針を飲まれてしまうことが多くなります
グレの食いが渋い時に使用してみるといいでしょう
長軸とは、短軸と比べ糸を結ぶ軸の部分が長い針のことです
吸い込みやすさは短軸には劣るものの、口元に針が掛かりやすいのが特長となっています
■半スレとスレ針
半スレとは、小さな返しバリのことを指します
最近のグレ針は半スレが一般的です
スレ針は返しバリがないものを指し、グレへの貫通がしやすく、針も外しやすいため、グレの活性が良い時に手返し良くする場合に使用するのがおすすめです
一般的には半スレを選んでおけば問題ありません
■針先の角度 ストレート・ネムリとは
ストレートは軸と針先が並行になっているものを指します
針がグレの口へ掛かりやすいのがメリットですが、針を飲まれた状態で掛かることが多くなってしまいます
グレ釣りではストレートタイプが主流となります
ネムリと呼ばれる針は、内側の軸方向へ曲がっているものになります
針が内側を向いている為、のどの奥でフッキングが掛かりにくく、口元まで滑って口元へフッキングが掛かりやすくなっています
歯で糸を切られやすい魚などには有効となりますが、針がすっぽ抜けて針が掛からないことがあるのがデメリットです
■カラーの特長
グレ針のカラーには様々ありますが、黒や茶色が一般的なカラーとなります
黒や茶色は潮に馴染みやすく、目立ちにくい特長があります
晴れた日や、浅い棚を狙う場合や、海の透明度が高い時に使用するといいでしょう
ピンク色のオキアミに似せたカラーも差し餌であるオキアミと同調しやすく目立ちにくいカラーとなります
シルバーやケイムラはアピール力の強い色となります
曇りの日や潮が濁っている時に効果を発揮し、グレの活性が高い時にも目立ちやすいメリットがあります
■チモト（ミミ）
針の一番根本の部分糸が抜けないように広がっているになります
ミミも小さいほうが違和感が少なく、針を吐き出しにくくなります
■号数の選び方
針のサイズは大きいものから使用しましょう
針は大きいほど針掛かりが良くなります
釣れない場合は針のサイズを落としてきます
グレ針は4号～7号があれば完璧です
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■まとめ
小さな針でもたくさんの特長があり、小さなことでも釣果は大きく変わってきます
自分のイメージした釣りが出来るように特長を理解し、釣り場の状況に合わせて使い分けましょう
釣れるときは釣れるグレですが、渋い時には少しのことで釣果が変わってきますので是非参考にしてみてください
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