釣ってきた魚を食べきれないことはよくあること
少し手間をかけて下処理し、冷凍しておくことで長期保存と解凍後に手軽な料理が可能です
■魚の保存に注意すること ■お刺身の冷凍保存はおすすめしない ■食べきれないお刺身は漬けに ■出してすぐ唐揚げにするだけ簡単保存 ■冷凍で美味しくなる西京焼きの保存 ■簡単手軽な塩麹漬け ■照り焼き ■サバはシメサバにして冷凍保存に ■まとめ
■魚の保存に注意すること
魚を保存する際に注意することは血と酸化です。
血は臭いの原因となります
釣れた魚はすぐに閉めて血抜きをしておきましょう
酸化は身が酸素に触れることで色が変色したり痛みやすくなります
⇩こちらの記事も参考にしてみてください⇩
釣った魚を美味しく食べるための処理方法!【釣りあげてから保存・熟成まで】
保存の際は『真空パックん』がおすすめです
真空で保存することで酸化を防ぎ、長期保存が可能です
■お刺身の冷凍保存はおすすめしない
お刺身の冷凍保存はおすすめしません
スーパーで売られている解凍のお刺身は、業務用の冷凍で-50°~-60°の急速冷凍で行っています
一般家庭の冷凍庫では-20°程度で、解凍した際にドリップと一緒にうまみ成分が流れ出してしまいます
冷凍保存事態は可能ですが、美味しく食べる為にはおすすめできません
どうしても冷凍してお刺身で食べたい場合は、サクにした身をラップで包んだ後、アルミホイルで巻きます
アルミのトレーなど、熱伝導の高いものに乗せ、出来る限り早く均一に冷凍されるようにして冷凍庫へ入れます
■食べきれないお刺身は漬けに
たくさん魚が釣れた時や、大きな魚が釣れた時は食べきれない時があります
そんな時は漬けにしましょう
タレに漬け込んでおけば次の日にはしっかりとしみ込んだ漬けが完成します
・簡単漬けダレはこちら
【1サク】 ・醤油 大さじ2 ・みりん 大さじ1 ・酒 大さじ1 ・おろし生姜 大さじ3/2
一度沸騰させ、アルコールは飛ばしておきましょう
あとはお好みでゴマや刻みのりを乗せ、漬け丼の完成です
簡単で美味しいのでおすすめ
■出してすぐ唐揚げにするだけ簡単保存
食べきれない魚は切り身にして唐揚げもおすすめ
下味を付けて冷凍保存しておけば味もしみ込み、解凍して揚げるだけです
・材料 【2人前】 お酒 少々 醤油 50cc みりん 50cc ショウガ 5g にんにく 2g
袋に入れ、しっかりタレが絡んでいることが確認出来れば空気を抜いて冷凍保存します
揚げるときは解凍した身に小麦粉、片栗粉を付けて揚げるだけ
揚げてから冷凍保存しても大丈夫です
■冷凍で美味しくなる西京焼きの保存
西京焼きはサワラが有名ですが、サワラ以外の魚(タラ・サケ・スズキ・ブリ)でも美味しく食べることができます
西京焼きも冷凍することで味がしみ込み美味しくなります
・材料 【2切れ分】 合わせ味噌 大さじ3 酒 大さじ2 みりん 大さじ2 砂糖 大さじ2
袋に入れ、タレをしっかり絡ませて空気を抜き、冷凍します
■簡単手軽な塩麹漬け
魚の切り身に塩麴を適量かけ、全体に伸ばします
あとは冷凍するだけです
食べるときも解凍して焼くだけの簡単調理で美味しく食べられます
■照り焼き
照り焼きも調味料と切り身を入れ、空気を抜いて冷凍しておくだけ
解凍して照り焼きがすぐに作れます
・材料 【4切れ分】 醤油 大さじ2 酒 大さじ2 みりん 大さじ2 砂糖 大さじ1
■サバはシメサバにして冷凍保存に
シメサバも冷凍保存に向いています
作り方は三枚に下ろして中骨を抜き取ります
砂糖を全体にまぶし、1時間待ちます
砂糖をまぶすことでく臭みを取ることができます
砂糖を水で洗い流し、同様に塩でも1時間しめます
塩を洗い流し、キッチンペーパーで水をふき取り、酢に漬けて1時間待ちます
後はラップに包んで冷凍するだけ
解凍は流水で解答し、皮側の表面を軽く炙ると美味しいです
■まとめ
たくさん魚が釣れても、適切に保存することで長く美味しく食べられます
さらに1食ごとに小分けにすることで日々のおかずを簡単に作ることができます
小分けにすることで保存もかさばらず、綺麗に保存が可能
たくさん魚が釣れた時は是非試してみてください。
『真空パックン』を使うと綺麗に空気を抜くことが出来るので、保存期間も伸ばせ、保存スペースも取らないのでおすすめです
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